工夫は楽し
掲載日令和3年10月
著作者 宇井久雄
埼玉県
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足腰のシビレ、筋のコリの工夫
1.はじめに
足腰に異常を感じると多くの人は整形外科で受診します。
MRIやCTスキャン、レントゲン等で特に診断上の問題が無ければ、治療はありません。
2.原因
しかし患者は足腰のシビレや筋のコリが酷くて受診しています。
触診すれば患者さんのコリとかシビレを理解して頂ただけるかもしれません。
整形外科の先生は触診はあまりしないので筋のコリなどは専門外の方が殆どのよう
です。
整形外科で駄目なら他の治療を考えてみます。
3.あきらめてはいけません。
東洋医学があります。コリやシビレを専門にしているハリ・灸・マッ
サージを専門に治療するところです。
患者のお話しを詳しく聞き、触診し、具体的な治療を提案され自分の
痛みのコリやシビレと得心出来るかが大切です。
4.自分で出来る工夫
東洋医学は保険適用が限られています。充分な治療には実費で相当なお金がかかり治療
も限られます。従って自分で補完する努力・工夫が必要です。
自分で、コリ・シビレの部位を探り、指圧や揉みマッサージを工夫します。
@痛みを伴う部分があれば原因部分の一部かもしれません。さらに痛みを伴う原因部分
を探ります。
A特に骨盤、臀部、脊柱、膝と筋が接続する部分に注意を払い、マッサージや指圧を時
間をかけて緊張・痛みを除いていきます。
B背面は手が限定的になるので指圧器具を用意し工夫します。
C市販のマッサージ器を利用するのも良いです。ただしツボの治療には難しいです。
5.指圧器の工夫
@臀部、太股の治療に活用します。(下の写真)
体の裏側を布団に寝た状態で使用します。布団がクション滑り止めの役割をします。
先端は四角で平らにし、筋を受けやすくします。
A背中、脊柱、肩のツボの治療に活用します。(最下の写真)
ソファに座り背もたれを利用しますまたは、絨毯の上とか平らなところで使用します
。右端は先端を丸め少し細くしツボを指圧します。
A体の表は自分の手だけで無くいろいろ工夫して対処します。
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