男の台所

1.はじめに
①若い女性であれば、台所は広くてきれいが一番でしょう。
②男は、女性とは違った見方をします。合理性とか・どうしてとか・動線は、とかです
④高齢夫婦、特に男は便利が一番と考えます。男の考えた台所。参考にして下さい。

①調理器具、食器がすぐ手が届く、中腰や屈んだりがしない。
②乾燥機は場所を取りジャマ。洗い物は濡れたままで収納・放置し乾燥できる。
　(防水性のあるキッチン・出窓が前提です。)
③料理したものはサイドテーブルにすぐ置ける。
④調理で出たゴミ、１日のゴミは直ぐに処理出来る。

キッチン部の工夫

　①１００円ショップの部材を組み合わせて作ります。
　②鍋やフライパンが手前に滑り落ちないように棒を針金で固定します。
　　(私は古いTVアンテナのアルミ素材を使っています)
　③下部は手が入り掃除が出来るように空間を作ります。

　4.1鍋類調理小道具の整理(①台所シンク関係全体図の左の棚)
　　①深い鍋1、中鍋2、小鍋2、フライパン大2、小1、鍋物の鍋1、ザル2、ボール1が
　　　棚に収容できます。
　　②調理用小道具は、棚の側面にお玉1、へら３、つまみ1、漏斗1、
　　　反対側の側面にウロコ取り1、おろし1が整理します。
　　③収容しきれていないもので使う物は、圧力鍋、卵焼き器、柄のついた丼用の小鍋、
　　　すり鉢、すりこぎ５ツです。
　　④使用後の炊飯器の鍋、圧力釜の鍋はこの棚のどこかに置き乾燥させます。

参考
①冷蔵庫と食器ホードの中間にある白い開き扉部分はゴミを捨てる収納箱があります。
②サイドテーブルは台所に隣接する使っていない食堂にあるサイドボードに食卓の足を外し、
　ボルトで固定しています。

4.2食器類の整理
　①右上部に皿９枚、右端に落とし蓋３枚、
　②右下部にお椀類４区画、右端にまな板、お盆2収納できます。
　③左下部に包丁片刃1、両刃1、小出刃1と箸等の小物を入れる３区画。果物椀等２区画
　　を配置出来ます。

4.3鍋のフタ等の整理 (下の左)
　①鍋の蓋５種、電気釜用の蒸かし器1を纏めて収容します。
　②コップ類の整理で奥の２ケ所はペットベトルを逆さまにして乾燥することが出来ます。　　

4.4お箸・フォーク・スプーン・しゃもじ・菜箸等の整理(上の右)
　①３つの小カゴを繋ぎ分類し入れます。
　　・左が常に使うもので箸、小型のスプーン、フォーク
　　・真ん中は大きいスプーンとフォーク、中華用のスプーン
　　・右はご飯用しゃもじ、お味噌用しゃもじ、菜箸、調理の固さを確認する串等
　②お味噌用しゃもじは竹製のしゃもじを巾を狭く削り使う量が感覚的に判るようにします。
　　・味噌は漉し器を使い、すぐ溶ける味噌を使い、味見はしません。

4.5洗う場合のタワシ等の置き場
　①タワシを奥場所は、シンクの内側に設置します。調理台の厚いプラスチックボードに
　　２ケ所ネジ孔を作り木製の板を取り付け、２ケ所に孔を空けタワシを置くかごを引っ掛
　　けています。
　②タワシ類はシンク内のカゴに椰子素材のいわゆる亀の子タワシ1、金網タワシ1、鍋等
　　比較的強く洗うタワシ1、お椀や皿等のスポンジの４コを置き、他に水洗い用のスポンジ
　　をシンクの奥に置きます。
　③汚れた手を直ぐ洗えるように泡タイプのキレイキレイを使います。
　

4.6生ごみの処理
　①シンクに突き出るようにゴミ袋を取り付けるリングアームを作り
(上の写真のシンクの左)、ゴミ袋の取っての片側を引っ掛けるようにします。
台所の構造は様々で取り付けが難しいかもしれません。
　②調理した生ゴミを取り手付の長手58㎝の袋に直接入れます。
　③調理で出た少しの油もここに捨てます。
　④１日毎に捨てますが、取っ手の部分を縛りそのまま大きなゴミ箱(70ﾘｯﾄﾙ)にポンと
　　捨てます。焼き魚のゴミは部屋が臭くなるので食後袋を縛り直ぐ捨てます。

4.7生ごみや家庭の燃えるゴミの処理箱(上の写真の下右)
①シンクの反対側の電気器具を置く棚の下部は開きトビラでスライド出来るようになって
います。ここに７０ﾘｯﾄﾙの袋がセット出来る箱を作り置いています。
②生ゴミの縛った袋は扉を開きポンと入れます。
③大きなゴミ袋を捨てる時は箱部を手前にスライドして取り出し、新たな袋を図のように
　セットします。大家族でも収集日まで充分な大きさです。
④普段は扉を閉めるとゴミ箱があるか気が付きませんし匂う事もありません。奥に除臭剤
　をセットしています。