エアコン対策

冬のエアコンの暖房が効かない対策
エアコン効かず部屋全体が暖かくならないと、お困りの方が多くいらっしゃいます。暖かくならないのには原因があります。チェック方法を試して下さ

そのエアコンが機能しない原因の多くは、エアコンと部屋の空気の対流の問題です。

Ⅰ.チェックしてみます
　①暖房が機能しているか
　　暖房の設定温度を25度程度に設定し、吹き出し口に手をかざし、暖かい空気が
　　出いない場合。エアコンに問題があります。
　②暖かい風がなかなかでない
　　エアコンの温度変換効率が悪くなっている可能性があります。誇りの多い部屋や
　　10年近くエアコン内部の洗浄をしていない場合は、購入した所にエアコン洗浄を
　　依頼する必要があります。またフイルターの清掃は必須です。
　③部屋の上は暖かいが足元近くが寒い
　　吹き出し口やや下方向の場合、暖かい空気は上下2方向に別れます。暖かい空気は
　　上に昇る性質あるので暖かい空気はやがて天井に滞留します。
　　エアコンは滞留した暖かい空気を検知し部屋が温まったものとして動作を停止し
　　ます。結果、床近くの生活空間は何時までたっても寒いままです。(下図左)
　　
　　対策としてサーキュレータをエアコン直下の脇に吹き出す風を遮らないように
　　設置し、床近くの空気をエアコンに流れるようにします。このようにして部屋
　　全体を温める事が出来ます。

　

Ⅲ.その他の対策
　①窓のカーテンを厚手の生地で床までの丈に替える。夜は効果絶大です。
　②居間と台所等で仕切りの無い場合、厚手カーテンで仕切る。効果絶大です。
　③床、特に板の間の場合大き目のカーペットを敷く。これも効果があります。
　④２重ガラスに窓を交換
　　高断熱複層ガラス窓の場合逃げる熱は43%に抑える事が出来ます。しかし費用が
　　結構かかります。

Ⅱ.我が家の対策(上図右)
　①夏の終わった後エアコンの洗浄を購入点に依頼しました。結果エアコンが温度に
　　敏感に反応するようになり効率が高まりました。
　②サーキュレータをエアコン脇の直下に設置し、吹き出しは真上に設定しました。
　③エアコン風が顔に当たらないように吹き出しを水平方向に設定、水平の風が壁に
　　沿って下方向にながれるように設定しました。効果は大です。(下図)
　　サーキュレータは指向性のあるもの使用します。30w程度の消費電力です。
　④エアコンは、室内温度が20℃から22℃の範囲で使用しています。
　⑤朝の寒い時は石油ヒータを一時的に使用し、温度が20℃に達したら消すようにし
　　ています。

Ⅳ.我が家のホットカーペットを活用した暖房
　炬燵では無くホットカーペットを活用しています。
　これですとエアコンの能力が弱く部屋の温度は低くても足を潜り込ませ、寝そべる
　事も出来、炬燵のように空間が無く効率的に暖を取る事が出来ます。
　①ホットカーペットを挟んで断熱用と保温用のマットを敷きます。
　②その上にテーブル兼食卓を置きます。
　②テーブルは食事の時便利なように手前に30㎝程スライド(赤)するように工夫し、
回転椅子を使用しています。設計の詳細は上部ブログから見る事が出来ます。
　