工夫は楽し
掲載日令和3年10月
著作者 宇井久雄
埼玉県
義歯の合わない原因と対策
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私は義歯を3ケ作りました。何れも痛くて使用に耐えませんでした。
痛みの具合は自分しか判りません。その具合を歯科医に伝え調整してもらうのは時間も掛かり難しいようです。
そこで私は義歯を自分の歯茎に合せ調整しました。結果、何れも痛みは無く、ポリデントを使う事も無く、安定して使い外すのは寝る時だけです。原因と対処方法を示しますので参考にして下さい。
5.工具
義歯は固く丈夫でヤスリやナイフ等で簡単に削れるものではありません。電気ドリルを使います。
@ドリルは家庭で使うDIY用でも模型用のどちらでも良いです。
Aビツトはダイソーで入手したもので安価です。模型等を作るためのもので
しょう。(下の写真参照)
ドリルとビットを新たに購入したとしても義歯が合わない痛さとは比べよ
うもありません。
1.義歯が痛くなる原因
義歯を作る時、型をとりますが最初に大きな型にガム状のものを押し付け
固まった後外します。
@押し付けていることにより歯肉を圧迫し状況で型が作られる。
Aそのガム状のものが外した後少し膨らむ、又は同じような現象が型が造ら
れる過程で生じる可能性もある。
B金具を取り付けた時に歯型と若干のズレが生じる。
2.対処の方法
@歯茎に合わせ義歯の狭くなっている内側を広げまた、ズレを矯正します。
A方法はダイヤのドリルビットで少しずつ削り、歯茎に合わせて行きます。
3.具体的な方法
@確認は指で義歯を押しどの部分が痛いかを探ります。
A柔らかく噛んだガムを義歯の内側に張り付け、義歯を装着・確り噛み合わ
せます。
B義歯を剥がし、ガムが薄くなっているところが歯茎に当たっているところ
です。そこを削ります。
Cこれを根気よく納得いくまで、少しずつ削って行きます。
Dまた義歯を作る時下の写真のように裾野を広く造って頂くようお願いします。
4.実際
私の右下奥歯の義歯の例です。お医者さんで、出来上る前に一度試し合わせ
をやり、2度目で微調整、仕上がりとなりました。
しかし右奥内側が歯槽骨(歯を支える骨)が垂直気味に出っ張っていて、その
部分の凹みが合わず痛くなる主な原因でした。
@右内側の側面を削り広くする。
A歯肉全体で義歯の内側全体を支えるように工夫する。(これは重要です)
下の右の写真の白線の内側が主に調整し削り取ったところです。
車椅子
6.義歯が緩くなった時の調整
丸ペンチで調整します。
但し、ペンチ1ケで調整すると金属と樹脂の付け根の部分が破損します。
調整は必ず2本使用し、金属の付け根の部分を確り固定し、もう一方のペンチで調整するようにします。
コリ