c40b0058.jpg c40b0060.jpg c40b0052.jpg
第2章
第1章
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第2章
第1章
資料
資料
20. サルスベリ
@ 秋口にはコブの所で枝は全て払います。コブを大きくしないために次第に細くなるように太い枝を短く切り残しておくことも有効です。
A 丈夫な木です。切り戻しだけの手入れでコブが見苦しく大きくなった場合は、思い切ってコブは除き新しく再生させます。
21. モクレン
@ 強く成長が早いので思い切って枝抜きしないとドンドン大きくなります。従って切り戻しを確り行い、花芽は少し残してパラット仕上げます。
A コブが大きく見苦しい場合は切り払い再生させます。
B 幹から太い枝を切った場合、木が柔らかいため腐り穴となる場合がありますが強い木ですから枯れる事はありません。
22. カイヅカ
@ 一般的に垣根の目的で植えられています。従って切り戻しを確り行わないと樹形はドンドン大きくなります。
A トリーマはなるべく長尺のものを使用し奥まで手が届くと無理することが少なく便利です。
B 細かいゴミが多く出ますのでシートを敷いて作業効率を高めることは大切です。
23. カキ
@ 実の成るものはお客様の想いが結構あります。お客様に確認して剪定することが大切です。
A 実は新梢の2年目に成ります。それを考慮して剪定します。
B 新梢の勢いが強く、不要な枝がドンドン育ち全体の樹形も大きくなります。将来の形を見据えて剪定します。
C 全体を見て枝振り。葉の茂りがバランスするように枝抜きを行います。
24. ツバキ・サザンカ
@ キンモクセイと同じイメージで手入れします。
A 外から中の太い枝が見えるくらい確り枝抜きを行い、内部の小枝、ヒコバエは全て払います。
25. モミジ・カエデ
葉先の枝が上を向くヤマモミジと京都のモミジのように枝がシダレるイロハモミジが有ります。
@ 新梢は結構早く育ち、見極めを怠るとバランスを崩す不要な枝になります。最初に不要な枝かどうかを見極めバランスを崩しているものは最初に枝抜きを行います。
A 夏場の時期は葉がドンドン伸び、茂るので枝抜きには不適です。夏場は刈り込みバサミで刈る程度にします。
B 山モミジは葉先が反り返り見栄えが悪くヤッカイです。そのため新梢を枝抜きした玉仕上げが多くなります。秋口葉が落ちたら、枝先を4〜5本ぐらいの枝で手のひらのように長さを整えます。
C イロハモミジはシダレル風情が良いので傘仕立てが多いです。枝は重ならないように交互にバランス良く配置し、重なるような余分な枝は抜きます。枝の葉はあまり払わず風情を考えスッキリと仕上げます。
D カエデはモミジと比べ葉が大きく玉仕立てが多いようです。枝抜き・葉抜きを行いパラッとスッキリと仕立てます。
26. ヤマボウシ
@ 樹形を見極め枝抜きし、枝先を手のひらのように数本の小枝を残し先端を全体に丸くなるように仕上げます。
27. カクレミノ
@ 葉に特徴があり風情があります。玄関の近くに植えられている場合が多いようです。従ってみた目を美しくする必要があります。
A 全体にパラット・直立する形で高さもそろえ剪定すると爽やかにきれいに見えます。従って斜めの枝や形が崩れ見た目の悪い枝・幹は払います。
B 葉の枝は長いので全体の高さを揃えて切ります。茎の芽の部分が無いと枯れる恐れがあり注意します。
28. シャラ(夏ツバキ)・白樺
@ 高山植物です。低地では育てにくい木です。種類や状況によって枝先を枝を切ると枯れ易いです。
A 良く観察し枯れやすい木かどうか確認し、バランスの悪い枝を枝分かれの部分で払うようにします。
29. 生垣
@ お客様から高さを大幅に低く依頼された場合は、紐で平行を取り確認しながら刈り込みを行います。
A アカメも枝や葉が細かいものと西洋アカメのように新梢は強く太くなるものがあります。この場合は、刈り込む前に新梢を先に抜きハサミやトリーマーを使えるようにします。
B 刈り込みが浅いと客様は手入れを不満に思う時があります。垣根のむこう側が少し透けて見える程度に刈り込みます。
C 縁石との関係が揃っているか、上部や裾の払いもきれいに平行になっているか等少し離れて観察し仕上げます。
D 根元のゴミの掃除も気を使います。残っているとお客様によってはいい加減な作業と思われます。
30. カリン
@ 樹形を工夫すると面白味のある形になります。枝は直線的で角が付きやすい特徴があるので、これを利用しイナズマのように仕立てると風情が出ます。
31. チンチョウゲ
@ 非常に根が浅く自立が難しい木です。庭の土地が固いと大きく育てた場合倒れます。
A 従って極力低く育て枝抜きを確り行います。
32. ボケ
@ 美しいかわいい花が咲きますがトゲがあり扱いにくい木です。
A 根元から新梢が生えドンドン育つので、不要と思われる枝は全て根元で払います。
33. ナンテン
@ 混み合っているものは間隔を空け根元から抜きます。パラット・風通し良く・林立するようにし、全体を同じ高さに仕上げます。
A 高く伸びている場合、低い脇枝があればそれを残すのが理想ですが、脇枝が無い場合葉先の茎の途中で高さを合わせ切ります。
34. 西洋ナンテン
@ 脇枝が結構出ますので不要なものは払い、スッキリと整えます。
A 刺のある葉が何段もつきますので下の葉を払いサッパリとします。
35. ピラカンサ
@ 赤い実が盛大に付き見事です。しかし刺があり剪定はヤッカイです。
A 太い中枝が結構ありますので怪我をしないよう注意深く払い、全体の形を整えます。
36. アジサイ
@ 枝も混みドンドン大きくなります。また、根元に枯れ枝が多く残っている場合がありますが除きます。
A 庭に併せて大きさを決め花芽を残し全体を丸く刈り込みます。
37. サンゴジュ
@ 大きな庭に良くあり、木も大きく育ちます。樹形はカシ等と同じように高木となるので筒型が一般的です。
A 手の届く範囲でほぼ一定の長さにし、枝先を手の平のように何本かの枝と葉を残し強く枝抜きします。
B 枝が枯れバランスを崩している場合は、ヒコバエを残して将来、枝として成長させます。他のヒコバエは全て払います。
38.
@ 庭の竹は見た目も良く、玄関脇等に植えられている事が多いようです。
A 間隔を空け、パラット、見た目が爽やかになるように均等に間隔を空け、不要な竹は根元から払います。
B 高さはハランスを取り切り揃えます。枯れる事はありません。
C 葉はそのままですとボサボサで見苦しいものです。葉2〜3本残して払いますが、抜く葉を確り持ち下方向に強く引き払います。それが難しい場合は、剪定ハサミで抜きます。
39. スギ
@ 高く育つので暴風林として植えられる事が多く、庭木には適しません。
A 枝おろしで枯れる事はありませんが、木を低くするために切ると、木質が柔らかいため腐り殆ど枯れます。切り口の防腐処理を確実に行います。